
Introduction
エムハンドのメンバーをクローズアップして紹介する、社員インタビュー。今回登場するのは、京都本社でアカウントプランナーとして活躍する鈴木です。実務経験ゼロからキャリアを積み一線でバリバリ活躍する鈴木に、クライアント対応の秘訣やマーケティングの今後についてインタビューしました。


アカウントプランナー

Webインテグレーション部
鈴木 沙季saki suzuki
2021年入社
大学卒業後、健康食品の通信販売会社に7年間勤務。店舗運営を経験した後、Webマーケティング部門に配属され、自社サイトの制作やECショップでの商品販売、新規顧客獲得のマーケティング企画などに携わる。サイトのリニューアルや運営に関わるなかでWebマーケティングの現場で働きたいと思うようになり、エムハンドに転職。現在は、マーケティングの仕事に全力投球の日々。趣味は旅行。コロナ禍が落ち着いて海外旅行に行けるようになるのが楽しみだと言う。

実務経験ゼロでも、ここなら安心!
面接で不安が期待に変わった。
Q.転職を考えたきっかけから教えてください。
はい。きっかけは、前職で自社サイトの大幅リニューアルを任されたことですね。任されたといっても、それまでWebには縁もゆかりもない全くの素人でした。いま思うと、大胆な人選だったと思いますが(笑)、これが転機になりました。何からやればいいのかもわからない状態でしたので、制作会社に出向してサイトの企画やワイヤーフレームの作成などについて学びながら、要件定義や仕様を固めていきました。すごく時間はかかりましたが、このときにサイトができあがっていく一連の流れを経験したのが楽しくて..。公開したサイトにたくさんのお客様に来訪していただけたことにも、達成感とやりがいを感じました。
その後、新規顧客獲得のためのマーケティング企画を手掛けたり、代理店に依頼して広告出稿を行ったりするようになりました。そんななかで、結果が目に見えてわかる仕事の面白さを感じるようになってきて、自分も現場に入って、いろいろな企業に提案する側でやってみたいと思うようになりました。それが高まって、転職を決意したという流れです。
Q.転職先として
エムハンドを選んだポイントは?
前職でマーケティングや広告に携わっていたとはいえ、代理店に依頼することが多く実務経験はなかったので、Web業界に精通していて教育制度も整っている会社がいいなと思って会社探しを始めました。で、京都のWeb制作会社をいろいろ探しているなかで見つけたのが、エムハンドの求人情報でした。ここなら、私でも受け入れてくれるかも..、と思い応募することを決めました。でも、応募はしたものの実務経験がないことがやはり心配で、面接に行くときも不安な気持ちでいっぱいでした。ドキドキしながら行ったところ、代表の他にマーケチーム全員が面接官として出てきて、本当にびっくりしました(笑)。でも和気あいあいとして仲がよさそうな雰囲気が感じられ、いい会社かも!と思いましたね。
経験不足や不安についても正直にお伝えしたのですが、「困ったり悩んだりしたときは、チームで相談して解決することも多いので大丈夫」「先輩のサポートという形からスタートして、徐々に慣れていけば問題ない」と言ってもらえました。一緒に働くチームのメンバーが話しやすそうな人ばかりだったことも、安心して入社を決めるポイントになりましたね。面接が終わった時には、不安感が期待感に変わっていました。
Q.入社後も実務経験不足はハンディになりませんでしたか?
はい。ステップバイステップで教えてもらったので、特に悩んだり困ったりしたことはなかったですね。基礎知識は、Google広告の認定資格や、GAIQというGoogle アナリティクスの個人認定資格など、Googleが提供している試験で勉強しました。実務的な部分は、既存の広告を見て数値の変化や傾向を読み取ったり、改善案に基づいて広告の設定を変更したりしながら、徐々に慣れていきました。最初は先輩がサポート担当に付いてくれるので、分からないことや相談したいことは都度質問できましたし、一つずつ理解しながら進めていくことができました。
転職活動では、どうしても即戦力を求められることが多いのですが、エムハンドは一から学んで経験を積める会社です。入社してから、この会社を選んでよかったと、あらためて感じましたね。
マーケの仕事は分析と改善の積み重ね。
その継続的な取り組みが、成果を生む。
Q.マーケの業務は、
具体的にはどのようなものですか?
マーケチームは私を含めて現在6名体制で、京都4名・東京2名という構成です。クライアントごとに、マーケ担当者1~2名がつくかたちで業務を進めています。ルーチンワークとして、毎日、担当クライアントの広告運用の進捗状況の確認を行ってます。データをチェックして、必要に応じてキーワードの追加や精査、広告文の改善など、広告精度を改善するための設定変更などを行います。そうやって、分析と改善を継続して行っていくことが成果につながるんですよね。すごく地道な作業に見えるかもしれませんが、自分の判断が結果に結びつくので面白い仕事だと思っています。
ほかにも、新しく制作したサイトに効果計測の初期設定を行うことや、アクセス解析などのスポット業務を行うこともありますし、クライアントに定期的に提出する広告運用レポートの作成や、広告試算の作成などの資料作成業務もあります。クライアントやディレクターからのマーケ関連の相談を受けることもありますし、都度いろいろな業務が入ってきますね。
Q.やりがいを感じるのはどんな時ですか?
やはり、広告運用で成果が表れてきたときですね。広告の成果は時期によっても変動しやすいですが、日々の数値の傾向から対策を練って改善を施すことによって、コンバージョンが伸びるとすごく嬉しく感じます。もちろん、成果が出なかったり、ときには数字が大きく下がってしまうこともありますが、それをカバーすることもやりがいにつながります。どの数値が下がったのかという詳細分析を行って、その原因を考えて、より精度を高められるよう改善を図ります。
分析力が低いと問題点を洗い出せませんし、対策も打てません。なので、マーケターの仕事には論理的な思考が求められます。でも、それだけでは不十分で、例えば刺さる広告文を生み出すことなど、クリエイティブな要素が結果を左右することもあるんです。そういう意味ではやればやるほど奥が深い仕事だと感じていますし、まだまだ学ぶことが多くて、可能性の大きさにワクワクしています。
Q.ディレクターがやるべきことに集中出来る、という効果もあるわけなんですね。
ちなみに、ディレクターの方々の反応はどうですか?
引継ぎの部分でうまくいかなかったなど、正直、最初は迷惑をかけてしまったこともありました。しかし、コミュニケーションを取りながら改善していくことで、今では「本来の提案や案件進行に時間がさける」「確度が高い状態から対応出来るのでやる気が高まる」などと、嬉しい言葉が聞けるようになってきました。心がけているのは、各ディレクターの得意分野や特性をしっかりと頭に入れて、例えば、「士業サイトだったら〇〇さんがいいな…」という感じで、案件ごとに最適なディレクターをアサインすること。どのような状態でパスすればディレクターが引継ぎやすいかということを常に考え、迷った時は相談するようにしています。この積み重ねで、ベストなパスを送れるようにしていきたいですね。
Q.特に印象に残っている案件はありますか?
そうですね。アクセス解析のご依頼を初めて担当させていただいた時のことは、今も印象に残っています。クライアント様は、製造業や工場を対象にサービスを展開しているBtoBの企業でした。社内でもGoogleアナリティクスはチェックされていたのですが、数値をどのように分析してどう判断をすればよいのかが分からないという状態で、課題の抽出と、それに対する仮説や改善案を提案してほしいというのがご依頼内容でした。
はじめて任せてもらった案件だったので、かなりプレッシャーもありましたが、お客様から「詳しく分析してくれてとても為になりました。社内でも解析内容を展開させてもらいます!」というお言葉をもらうことができて、とても嬉しかったですね。従来はサイト制作のみを受託していたクライアントだったのですが、それをきっかけに広告運用も担当させていただくことになり、嬉しさ2倍でした。

Webマーケティングの役割は、
これからもっと重要になるはず。
Q.Webマーケティングで、
最近感じる変化はありますか?
そうですね。以前よりも、集客やアクセスの改善に積極的に取り組もうとするお客様が増えていると感じます。中堅以下の企業でも社内に専任のWeb担当者を置くことが増えてきています。全てを外部に依頼するのではなく、自社で対策を判断するための分析データの作成や、マーケティングコンサルなどの需要が今後は増えてくるのではないでしょうか。
とくに最近多くなっているご依頼のひとつが、Webでの集客に関するものです。Webからのお問い合わせの獲得を増やしたいというご相談が以前よりも多いですし、SNS広告やディスプレイ広告に興味を持つ企業様も増えています。これらも含めて、大きな流れとしてCXへの注目が高まっていると感じています。CX、つまりカスタマーエクスペリエンスという言葉は以前からありましたが、身近なテーマとして実務のなかで意識されるようになってきたのは、割と最近のことではないでしょうか?
自分自身のことを考えても、スマホを持ってSNSに容易にアクセスできるようになって、生活スタイルは大きく変わりましたよね。企業が顧客にダイレクトにメッセージを送ることもできますし、逆に顧客の口コミやレビューが大きな影響力をもつようにもなっています。こんな時代だからこそ、データを深く分析して、顧客の価値観に沿ったアプローチをすることが重要で、Webマーケティングの役割はこれからもっと重要になると思いますね。
Q.CX向上の重要なポイントは何でしょう?
う~~~ん、難しい質問ですね。いろいろな要素があると思うのですが、特にここが重要ということではなくて、ユーザーがそのサービスや企業に出会ってからコンバージョンに至るまでの行動、いわばプロセス全体をとらえることが大切じゃないかなと思っています。
例えば、Twitterで情報が流れてきた、Instagramでレビューをチェックした、ディスプレイ広告で偶然知ったなど、ユーザーが企業やサービス、Webサイトを知るきっかけは多様化していますよね。その動きを細かく分析すると、媒体によって利用するユーザー属性が分かれつつあるのかなという印象を受けます。SNSひとつを取り上げて考えても、ひと昔前までは流行っているから使うというような側面があったと思うんです。でも今は、自分の興味・関心や知りたい内容に応じて、上手く使い分けているユーザーが多いのではないでしょうか。そういった行動パターンを踏まえながら、クライアントのサービスを知るきっかけを作り、コンバージョンに導くまでの一連の流れを描くことがこれからのマーケティングの仕事だと思うんですよね。ターゲットに合った魅力的なマーケティングを展開して、クライアントのビジネスに貢献するためにするために、分析力や企画力を高めていきたいです。
ある1日のスケジュール
schedule
10:00
出社・メールチェック
出勤後、メールや社内連絡チャットをチェックし、1日のスケジュールやタスク確認をおこないます。
11:00
Web広告の確認
担当クライアントのWeb広告を確認します。
問題なく配信されているか、数値に異常がないかをチェックし、運用方法の改善や設定内容の変更を実施します。13:00
昼食
出社時間が遅めなので、昼休憩は13時過ぎくらいに取っています。
お弁当を作って行くことが多く、いつも休憩室で食べています。14:00
レポートの作成
担当クライアントへ広告運用のレポートやアクセス解析資料などを作成します。
広告やサイトでの数値状況からユーザーの動向や市場の傾向を読み取ります。16:00
Web打ち合わせ
クライアントとはメールでのやりとりが多いですが、必要に応じてWeb会議での打ち合わせを実施します。
広告のご要望や集客でお困りの点などをお伺いし、それぞれのクライアントに合わせてご提案します。19:00
退社
退社前に、動きの気になる広告やアナリティクスを再度チェックするようにしています。

エムハンドに興味をもったあなたへ
Q.今日は、ありがとうございました。
最後にエムハンドに興味をもった方に、メッセージをお願いします。
エムハンドのマーケターは、自社で制作したサイトの広告運用やアクセス解析を担当することがほとんど。社内で連携して、サイトの改善提案ができるのが魅力です。代理店などでは広告運用だけを受託するケースも多いと思いますが、エムハンドではサイトの制作や運用と合わせて広告やマーケティングを受託するので、より実戦的な提案ができます。マーケティングの仕事をやってみたいけど、経験がないので不安という方もいるかもしれませんが、心配しなくても大丈夫。私自身、実務知識は入社してから身に着けましたし、分からないことはチームで相談・解決できる体制もあります。それにマーケチームでは、自分の得意なことや担当したい案件を優先してやらせてもらえるので、楽しいですよ。
マーケの仕事というと、個人で取り組むイメージが強いかもしれませんが、チームみんなで相談して進めていくことも多いので、チームワークを大切にできる人を歓迎します。一緒に過ごして楽しい人が、仲間に加わってくれたら嬉しいですね。転職には不安がつきものですが、心配はいりません。ぜひ、飛び込んできてください!お待ちしています。


Recruit 03
募集要項






